美容と健康に効果を発揮する「不老長寿の果物」

いちじくはクワ科イチジク属に分類される果物です。原産国はアラビア半島南部や地中海沿岸になります。いちじくの花は実の中で咲き隠れているために、花が咲かないように見えることから「無花果」と書き表されています。

 

 

いちじくの原産国であるアラビア半島にはイチジクコバチが生息し、いちじくのお尻の部分から入り込み中に産卵します。実の中で孵化し、成長したイチジクコバチは花粉とともに外に飛び立ちます。飛び立ったイチジクコバチには、花粉が体に付いているので、他のいちじくの花に花粉をつけ受粉することができます。しかし、日本で栽培されているいちじくは受粉をしなくてもよい「単為結果」という性質のため、イチジクコバチによる受粉は必要ありません。

 

 

いちじくの栄養と効果

 

いちじくはとても栄養価が高く「不老長寿の果物」と言われ、美容やダイエットに効果のある果物です。いちじくには水溶性食物繊維のペクチンやカリウム、カルシウム、鉄、ミネラル類が豊富に含まれています。水溶性食物繊維のペクチンの働きにより、腸の動きを促し便秘解消に効果を発揮します。アントシアニンやポリフェノールなど抗酸化作用のある成分も多く含み、細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果もあります。美容にはとても嬉しい効果となっています。また、女性ホルモンと似た成分を含む植物エストロゲンの働きで、更年期障害の予防や月経トラブルにも効果があると言われています。
その他にもガン細胞を麻痺させる働きがあると言われ、抗がん作用も期待されています。いちじくには健康と美容に効果が期待できます。 おいしいいちじくの見分け方 いちじくはとても繊細で傷つきやすいので、傷のない、皮にハリと弾力があるものを選びましょう。切り口から白い樹液が出ていたら、収穫したての新鮮ないちじくです。熟してくるとお尻の部分が裂けそうになってきます。実が赤褐色になったら食べごろです。未熟な実は、胃が荒れるなど体調不良を起こす可能性があるので注意しましょう。 いちじくのおいしい食べ方と保存 いちじくは生で食べるのが一般的ではありますが、傷みやすく日持ちがしないため早めに食べてしまうのがいでしょう。食べ残ってしまう場合は、皮を剥き、ラップで包んで保冷袋に入れて冷凍すると良いでしょう。常温で自然解凍するとおいしく食べられます。シロップ煮やジャムにしても美味しく食べることができ、ヨーグルトに加えることで、便秘解消など整腸効果も期待できます。